彼女がいなくなってから昨日でもう一年が経ってしまっていて、彼女のいない二年目が今日から始まる。
早いなあ。
一年前によく聴いていたプレイリストを久しぶりに聴いたら、それこそパブロフ的にその時の気持ちから彼女との思い出からなにから一気に蘇って、涙腺がバカになってしまった。
色とか、匂いとか、手触りとか、風とか・・って記憶の引き出しを開ける鍵はひとつじゃなくて、だから私はいつだって彼女のことを考えることはできるんだけど、歌ってのはすごいね、音と言葉とってのはすごい威力だね。
いつまでも犬のことくらいで・・と思うんだけど、だって、あんなにも、なにがあってもまっすぐに、なんにも疑うことなく私のことを大好きでいてくれた生きものは世界中探しても彼女だけだから、だからしょうがないんだ、そりゃさみしいに決まってるんだ、泣くがいいよ私よ。
生きていれば 心残りが 音もたてず 降り積もるから
まぶし過ぎる 真昼の膝で 優しい夜を待つ
心の氷/フラワーカンパニーズ